走り周ったり
絵本を読んだり
おかわりに並んだり
自分が大人だったことも忘れて
半ば「転校生」のようにすごした
子どもたちとの一日
みんなを送り出した後に残る
心の曇りがすっと晴れたような
この清々しい気持ちは
純粋無垢な彼らが無意識に
僕にくれたものです
一日4.25時間
考えてみると短く
儚くも思えるこの場所で
教育への情熱と
母親のように深い愛情を注ぎ
日々を駆け抜けていく先生
元気いっぱい
たくさんの笑い声が
小高い丘の上に
今日も響いています
–
学校法人 筑風学園
かなやま幼稚園
http://www.kanayama.ac.jp
Camera Work: Takahiro Ushida
Edit: Takahiro Ushida
初めて会った時から
勝野社長への興味が離れず
手帳の見開き二つ分にぎっしりの
質問リストを用意して
臨んだインタビュー
二時間という長丁場に
快く応じでくださった社長の
時折見せる少年のような笑顔が
印象的だったのを覚えています
「人の安全を守る」
警備会社の目指すゴールが
いつかの雑誌で見た
大塚製薬の言葉とリンクして
僕もこんな
“かっこいい男になりたい”
そうおこがましくも
思ってしまいました
子どもやお年寄りが絶え間なく行き交う
イベント会場の隅や駐車場
出入りの多い国道の真ん中で
責任感に満ちた鋭い視線と
優しい声かけで来場者を誘導する
警備員のみなさんの姿がありました
–
三群警備保障株式会社
〒822-0014 福岡県直方市丸山町2-34
TEL: 0949-23-2067
FAX: 0949-23-2053
Direction: Seiji Sawada
Produce: Toshiya Ono
Interview: Seiji Sawada, Takahiro Ushida
Camera Work: Takahiro Ushida
Edit: Takahiro Ushida
ボランティアと英語留学を
同時に経験できるこの旅は
将来と真剣に向き合おうとする若者に
いくつかの視座を与えてくれます
経済的に決して
恵まれていない環境の中
辛そうな顔一つ見せず
キラキラした瞳で
語りかけてくる子どもたち
仕事とは、お金とは、幸福とは
先進国として世界でも名高い
私たち日本の “豊かさ” の意味を
考えさせられます
今までになかった感情がこみ上げて
いても立っていられなくなって
フィリピンという国の
五感を通して伝わってくる全てを
真剣な眼差しで受け取ろうとする
学生のみんながいました
–
NPO法人 国際教育推進協議会
人材育成プロジェクト
「セブ島スタディツアー10日間」
http://www.apielife.org
Produce: Toshiya Ono
Direction: Toshiya Ono
Camera Work: Takahiro Ushida
Edit: Takahiro Ushida
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
インポート・テーブルウェアを中心に扱う
セレクトショップ「et saeki」。
トラディショナル且つ精美を極めたプロダクトへの想いとここにしかない世界を共有するために制作された動画です。
in association with
office Mannish and NEWTRAL STUDIO
写真は先日、家鴨軒の店長が撮ってくれました。いつもカレーばっか頼んでます。
フィルムで撮った写真は〝あったかい〟とぼくなりに感じるのですがみなさんはどうですか。
家鴨長はNikonのF…、FEだったか…忘れました。Fなんとかです。手入れされた古いアナログカメラを愛用されてます。
僕が使ってるのはNikonのデジタル一眼レフとレンズですが、最近どうしても気になるのがFUJIFILMのXシリーズです。
オフィシャルサイトの『X-Photographers』で夢を膨らませたり、CAMERA magazine 誌で大きく載ってたPedro Armestre 氏の記事を見てその魅力にグイグイ惹かれています。
『Xシリーズ』はフィルムメーカーらしい色以外にも粒子感や空気感、外装も加えてアナログカメラにとても近いものがあります。
それには理由があるんですね!
光を受けるフィルムはもともと不規則な粒子の集まりですが、そのフィルムの役割を担うデジタルカメラのセンサーのほとんどは、規則的な画像素子が配列されています。
そこで「写るんです」や「チェキ」でおなじみFUJIFILMの社員さんたちが、フィルムメーカーとしての誇りにかけ研究・開発したのが「X-Trans CMOS」という独自のセンサーです。
特徴を簡単に言うと、多くのメーカーが「規則的」に配置する画像素子をあえて「不規則」に配列しています。
光を受け取る「フィルム」の特徴を肉眼では決して見えないミクロな世界にデジタルの分野でも貫いたんですね!
シブい!
そういった「いぶし銀」なところも好きになった大きな理由です。コンパクトで軽く持ち運びがラクなミラーレスカメラが多く、クラシックな外観もイイですね!
カメラ機材一式を鞍替えするか、まで悩んでますが、まずは片足だけ…
まだ持て余してますが〝小さいってラク!!〟と心から思いました。Wi-Fiも付いてるのでiPhoneやスマホに野外でも無線で転送できます(泣
「好き」で撮るなら自分に合ったカメラですね!
FUJIFILM『Xシリーズ』オススメです。
[cafe 家鴨軒はこちら]
家鴨軒ブログ> http://ahiruken.blog.ocn.ne.jp
万太郎さんの記事>「家鴨軒」で家鴨軒カレーと、Canonのオールドカメラ。
既に印刷されている名刺にひと味加えたい!そんな人にお手軽な方法の紹介です。
「自分やってるよ!」
という人もいると思いますが、そうでない場合は誰でも〝カンタン〟に出来るのでぜひトライしてみて下さい。
・アクリル絵の具(蛍光ペン等でも◎)
・筆
・クリップ(しっかり挟めれば何でもOK)
・厚紙(少ししか使いません)
名刺の端をきれいに揃え端の部分が汚れないように厚紙を置いたらクリップで挟みます。あとは絵の具を溶いて塗るだけです。
名刺の上、下、左、右の断面を計4回塗るので、手早くやりたい方は厚紙を予め8枚用意しておくとスピーディーに進みます。
紙が白でない場合は、できるだけ不透明度の高い絵の具を選んでみて下さい。紙色による影響が少なく、色がのりやすいです。
いかがでしょうか。
一手間加えるだけで印象が変わりますね!
絵の具いいね!!という人はリキテックスが新商品を出してます。
商品参照:http://liquitex.jp/news/20130729_spray.html
スプレーとは!!夢が広がります!マーカーもありますよ!使いやすそうです。
商品参照:http://liquitex.jp/news/20130729_marker.html
アクリル絵の具は発色が良く何にでも描け、水で流れない。そして「誰でも扱いやすい」画材です。興味のある方はぜひトライ!してみてください。
axonsメンバーである荒井さんが6月にご入籍されました。その際にお世話になっている方達へのハガキの制作をという何ともありがたいご依頼です。
そして今回は、axonsのメンバーであり荒井さんとは学生時代からのお付き合いという近藤さんにも、撮影スタッフとしてお手伝い頂きました。
▲目力がいつもの5倍増し!
午前中は事務所で、午後からは屋外で撮りました。ロケハンにも行ったのですがやっぱここだねー!ということで筥崎宮です。
なんと言いますか、すっごく仲の良いご夫婦です。
この日は紫陽花のシーズンで筥崎宮でもイベント中でした。近藤さんのリクエストに恥ずかしそうに応える荒井さんと終始笑顔の素敵な奥さんというとても和やかな雰囲気。
筥崎宮での撮影後は役場へ。そうです。なんとこの日が入籍だったんですね!
今更ながらとても大事な日にあれで大丈夫だったかなと緊張感が蘇ります。そして、長きに渡り友人である近藤さんがどうしてもやりたかったこれ。
やると知っていたのにタイミングをずらされて僕までサプライズされたというホントに楽しい撮影でした。
さて、このバッグインされている「ローバー君」ですがちっちゃくて大人しくて愛嬌があってそれはもう食べてしまいたいくらいに可愛いんですよ!
そんな彼にちなんだ入籍日ということでまた、感慨深いものを感じました。
こんなハッピーな依頼なら浴びるほど受けたい!そう思える制作でした。お3方ともお幸せに〜!!
荒井さんのブログ→http://m-arai.tumblr.com
近藤さんのブログ→http://hidedesu.blogspot.jp
今日は絵本を紹介します。
〝絵本〟とは言えど、僕にはデザインの教科書であったりします。いつも近くに置いてあり一番開く回数の多いのがこれです。
「なんでもかけちゃうよ」
エド・エンバリー作/偕成社
→amazonでもかえちゃうよ
とにかく〝絵が苦手〟だけど〝描けるようになりたい!〟という人にオススメ度100%です。人のイラストだと最も簡単な棒人間の描き方からあります。
〝棒人間?そんなの描いても…〟と思う人もいるかも知れませんがこの棒人間がミソだったりして。
もともと児童書ですから丁寧に描き順が添えてあります。お手本通りに書いてみました。
お子さんのお絵描き入門書としてママ友へのプレゼントにだって持って来いですね!隣で見守るお父さんお母さんもみんなで上手になれること間違いなし!そんな絵本です。
このシリーズは他にも数冊出版されています。初版が1981年ですから僕よりも年上のローーーーーーングセラー本ですね。
棒人間の応用でロゴを作ることもあったりします。
エンバリー先生からのメッセージは
「HAPPY DRAWING!」
楽しく絵を描こう!です。
ぜひ一度手に取って見てみてください。
福岡県福岡市早良区にある野河内渓谷。初めて行った日に〝衝撃的〟に好きになり今回2回目に行った際の写真です。
屋久島はもっと凄いのだろうと思うのですが、それでも、こんなにコケ、コケ、コケ!
最初に行った時にこのスポットライトの様な木漏れ日を受けて、深緑色に羽を光らせた大きな黒鳳蝶がひらひらと舞っていたんです。それがもう見たことないくらい大きく優雅で神秘的な姿でした。
今回は残念ながら蝶に会う事はできませんでしたが、それでも十分に充実した時間を過ごせました。
自然から読み取るべきものはとても広く奥深く、まだまだ観察が必要ですね。飽きません。また行きます。
この蒸し暑い季節「涼」以外のものもたくさん感じれるオススメの場所です。
忙しくてもやっぱり〝Labo〟は毎日でもやらないと!ですね!
今日行ってきた技術系企業の展示会はスーツのみなさんの間に挟まれかじりつくように見てきました。刺激がいっぱいです。そう、毎日が発見!
先日のBUMP OF CHIKENのライブも感動しました。こういうのはやっぱり気持ちが温かいうちにやりましょう。
今日の制作に使用した主な道具は、
1、カメラ
2、三脚
3、マグライト(iPhoneでもOK)
4、アクリルブロック(東急ハンズ)
5、紙
などです。
カメラを三脚に固定したら電気を消します。手持ちのマグライトがキリッとしないのでマイクスタンドに固定です。
後は無心でシャッターを切ります。23時を越えてくると…もはや本能で動くのみ!笑
▲遠くから照らしてみたり…
▲近くで照らしたり…
▲1個にしてみたり…
▲賑やかにしてみたり。
光源は全てマグライト1本です。まだまだ撮り足りないですがまぶたが重くなってきたので撮影は一旦終了。
お気に入りカットをPhotoshopに取り込んで、またしても!無心で色を付けていきます。0時を回りましたがますます勢いがついて帰れなくなります。
という感じで楽しみながらやってみました。
紙の種類を変えたりアクリルの配置やライトの向き、いろんな要素に変化を加えれば見え方は無限です。
今日も見て頂いてありがとうございました。
Locations:Hakozakigu Shrine, Fukuoka, Japan
先日まで東京の森美術館で行われていた
「アンディ・ウォーホル展〜永遠の15分」に行きたかったー!という気持ちを無駄にしないために、夜な夜なビジュアルダイアリーの制作です。
写真は改装前にナガモトコーヒー店で撮らせて頂いたオールドカメラ。ちなみにこれ使えるそうですよ!すごいですねー。
ウォーホルは売れていない時代、広告関係者の出入りするカフェへ、ポートフォリオ片手に営業に通っていたそうです。ハングリー精神って大事ですね。
さて、カメラをカメラで撮った写真。ウォーホル風に手を加えていきます。
1.カラーからモノクロに。
2.デジタルカメラの滑らかすぎる階調を荒くして、正方形にトリミングです。
3.古びた紙のイメージも追加します。
4.最後にビビットな色で着色、出来上がりです^^
せっかくなので印刷してみました。が!!何じゃこりゃー!です。
紙を裏表間違えるという初歩的なミスですが「もしやこれは…」と思い、画用紙を上からのせてみると…
うーん、思っていた感じと違います笑
潔く新しい紙にもう一度印刷です。
うん。良しとします。
ウォーホルが実際にやっていたのは、ポラロイドカメラで撮った写真をシルクスクリーンで印刷するという手法です。今回はPhotoshopで作りました。
とにかく「何でもやってみよう!」です。今日も読んでいただいてありがとうございました。
IWASAKI corporation /岩崎コーポレーション
つい先日納品させていただいた『癒し処 縁 -enishi-』さんのA型看板です。別の記事でロゴデザインの紹介をしておりますので。こちらも是非ご覧下さい。
僕の”ジェネラル”であり尊敬するアッシュファクトリーの近藤さんに制作をお願いしました。axonsのメンバーでもあります。
縁さんの「太陽」「大地」「みどり」この3つのコンセプトと建物の関係や周辺の環境の条件とを照らし合わせ素材には木を、移動可能な折りたたみ式のA型看板に決まりました。木材はタモ材。家具等に使われる固くて丈夫なものです。仕様が決まると近藤さんから設計図が送られてきます。
その仕事がとっても正確で早いんですね!見習わなくては!設計図をもとにデザインを配置し、それを送り直して調整が入ります。
細部まで決まると縁さんに最終確認をしてもらい制作に入るといった流れです。
写真では分かりにくいですが、色の付いてる部分はすべて塗装です。
近藤さんと塗装工の職人さんとで色見本を確認しながら正確に調整されています。後ろの木目は完全に消さず、かつ滑らかでとてもきれいな発色です。職人さんの技が光りますね。
当初は注水式の重しを乗せる予定でしたが、思っていた以上に立派な材料だったため自重で十分。台風以外はへっちゃらなくらいあります。重しが要らなくなった結果、美観も保たれてよかった!というのが正直な心境です。みんなの”よいものを作りたい!”という想いの結果でしょうか。
「がんばって看板出します♪」
と明るいメールがオーナーの別府さんから。働く女性は美しいです。。。年初めに
「今年はとってもいい年になる気がするんですよねー。」とおっしゃっていたのを覚えています。
本当に、縁さんにとって飛躍の年になることを心から願っています。
以前、店舗の壁に直接絵の具で絵を描いたことがありました。横幅7m、縦3m。大仕事です。
初めての試みでしたが「やります!」と言ったと同時に「出来るかな…いや、出来る。やるしかない!」というハラハラドキドキのスタートでした。仕事は常に「やったことある。」より「やったことない。」の方が断然多く、好奇心と同時にやり終えるまでの独特の緊張感があります。
足りない道具を揃えに画材店に行くのも楽しみの一つです。仕事道具を揃えに専門店やホームセンターに行くと2時間でも3時間でも全然平気で見てしまいます。お昼休憩を挟んで午後からも大丈夫です。
「この道具一つあったらこんなことが出来る!」それはすなわち表現や仕事の幅が広がるということに繋がりますが、夢が広がりすぎて考えだすとキリがないんですね(笑)。
話が脱線しそうなので戻します。
Cour+designroleの荒井さんに実際の壁紙のサンプルをもらって、画材や筆、ポスカと絵の具の相性等、本番で考えられることは一通りテストをしました。写真にあるのは壁画を描くのに使用した道具の一部です。
・リキテックス/レギュラータイプ
・ホワイト&ブラックジェッソ
・ポスカ
・パレット
・筆
筆で一番使ったのはコレです。
「東京ナムラ(http://www.namura-tsd.co.jp)」というメーカーの日本画用彩色筆ですが、これがすごいです。壁紙は表面が凸凹してますが、その上で自分のイメージした筆運びが100%伝わるんですね。なのでとても信頼できる道具の中の一つに加わりました。
そういう意味では間違えちゃいけない場面、正確な作業の必要な場面で「道具」の質はもの凄く重要です。本番は全ての彩色面に下地のジェッソをしっかり塗ってから色を乗せていきました。よく見ると壁紙の上に塗ってあるのが分かると思います。
この女性の足から頭のてっぺんまで実際には1mくらいあります。
リキテックスのアクリル絵の具はいろんなモノに使えるのオススメです。IKEAで買って来たデスクライトをホワイトジェッソで塗ったくってみました。
いかがでしょう。自分ではとても気に入ってます。
ジェッソは下地として塗ることが多いですが、不透明度が高いので後ろの色をしっかり見えなくしてくれます。ちなみにBeforeはこんなでした。
直接3度塗りくらいして、最後にサンドペーパーで筆跡をなだらかにします。すると写真みたいにマットな仕上がりになりますよ。汚れたり古びてきたらどうしたらいいか…また塗ればいいんですね!
部屋のインテリアや雰囲気に合う色がなかったら塗っちゃって下さい。絵の具を混ぜて好きな色を作れば、思いのままですよ!と、こんな具合で今度は赤にしようと考えてます。
仕事をきっかけに写真が好きになり、それまで使っていたGR Digital Ⅲ を手放して買ったのがNikonのD7000というカメラ。
10代の時に何かの雑誌で見た若いカメラマン。ハンドグリップでしっかりと固定されたNikonのカメラ片手に、東京の路上に堂々と立つ姿が単純に「カッコイイ」と思った記憶があります。
そうして選んだのが AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED という単焦点のレンズ。単焦点というのは「写ルンです」や「チェキ」、「iPhone」等と同じ感覚で、自分の足で撮影する対象との距離を調整します。僕のカメラに付けると焦点距離は約1.5倍になって90mmですが、この理由はまた今度お話しします。
ズームレンズにどうしても馴染めず、写真家の人の勧めもあって単焦点一本を手にいろんな写真を撮りました。でもやっぱり90mmの焦点距離は狭い場所だとどうしても映せない場面があります。結構たくさん。
そこでまたレンズ探しです。最近まで他社製の中古レンズを使っていましたが、やっぱり純正と色味が合わなかったり、使いづらい点が多かったため、新たに買う事にしました。
商品撮影の次に多かったのが人を撮る場面。仕事柄その道の職人さんと触れ合える機会に恵まれていますが、そうした方達の仕事姿を撮るのが個人的には好きです。
今回もレンズを選ぶ基準は焦点距離。90mmより広く撮れて、なおかつ自然に見えるには、ムムムッ…50mmかなぁ。そして選んだのは AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED というレンズ。またしても単焦点ですね(笑)。
今の僕の仕事にはこの二つで十分なのですが、必要になったらまたその時考える事にします。
写真で大事なのは「何を伝えたいか」だと個人的には思っていますが、それを証明するには、まだまだ腕を磨かなければなりません。デザインと同様好きな事は楽しみながら上手になれたらいいですね。
写真好きの方は僕が熱中した丸林礼一さんのブログを見てみてください。勉強になる事がたくさん書いてあります。欲しいカメラも増えます…
長くなってしまいましたが、今日も最後まで見てくれてありがとうございました。
仕事場にはコーヒーのドリップセットが一式あります。きっかけをくれたのは地元「喫茶フレンド」のマチミおばちゃん。
去年の10月。
僕が帰ってくると母から聞いたようで、「タカヒロ君の顔が見たいけんコーヒーご馳走するからおいで」とお誘いがありました。
母と妹と3人で懐かしい店内に入ると「あらー、タカヒロ君来たね!久しぶりねー、コーヒー作るから座んない、ねぇ、まぁ…」宮崎の田舎から出てきて10年以上経ちますが、たまにしか帰らない自分をこうして迎えてくれる人がいることは、幸せな事ですね。
足の長い椅子に腰掛けると早速僕の祖父母、母の話で盛り上がります。
そんな中、テキパキとコーヒーの準備をするマチミおばちゃん。棚から年季の入ったUCCの大きなスチール缶を手に取り、中から焦げ茶色の豆をすくうと、それをカウンターの端にあるオレンジ色の電動ミル(30年以上使ってる年代物)でガガガガガッと一気に挽いていきます。
そうしてる間に沸いたお湯をカップに少しだけ入れ、挽いた豆をドリッパーにセットし、ゆっくりと丁寧にお湯を注いでいきます。
カウンター越しに話をしながら一連の動作をじっと見ていて、これは純粋な「おもてなし」だと思いました。カップの温度をひとつひとつ確かめる手、お湯を注ぐ時の真剣な表情、会話も忘れません。
淡々と無駄なく丁寧に仕事をこなす喫茶店のマスターは、85歳を越えてもまだまだ現役です。その時の体験が頭から離れず、福岡に戻ってから半ば衝動買いの勢いで揃えました。
仕事の合間に、豆を挽いてペーパードリップでゆっくり休憩する。どんなに時間に追われてる時も、必ずこれで飲むようにしています。
写真はファイナンシャルプランナーの森明子さん。いつも明るくてユーモアのある素敵な方です。初めてお会いした時から穏やかで気さくな雰囲気で接してくれました。とても仲の良いご夫婦で経営されてます。
当初、明子さんから「みんなが明るくハッピーにという想いで名前を付けたので”四ツ葉のクローバー”をモチーフにデザインできませんか?」というアイデアを受け、ロゴ制作からビジュアルイメージ、ウェブサイト、ノベルティまで制作しました。
初期の段階でのプロセスは、自分ですべてを決めるとき以外、いつも形を変えます。
今回はご夫妻とのヒアリングから始まり、クローバーのアイデア、世界観にマッチしたカラーセレクト、イラストの表現方法、それを伝えこれから出会う人たちと繋がっていくための言葉。お二人の貴重な時間をお借りしながらの共同作業です。
気づいたことはたくさんありました。特に大事だと考えたのは、ほけんはとても繊細な商品であること。警戒心や誤解の多いイメージを取り払うのは、そこに携わる方達の熱意や想いを正しく表現し、それが分かりやすく伝わるよう表面的でなく、心で会話できるようなコンセプト・世界観にすることでした。
ほけんと向き合う目線、コミュニケーション、ビジョン。ビジュアルに反映されたイメージの源はご夫妻の人柄が大きく影響しています。
新しいブランドを作るというのはとても体力を使いますし、一生懸命作りあげたものが表面的なものしかなかったら、人と対話することはとても困難だったり、伝わりにくかったりします。
でもそうしたブランドの基礎を支える人たちの情熱や思いやりがしっかり根っこにあると、そこから受けるインスピレーションはプロジェクトを加速させ、充実した内容に行き着く場合が多いように感じます
僕も今回のご依頼を受けるまでは、ほけんに対する知識やそこに携わる方達の考え方になかなか触れる機会が無く、またしても自分の中でたくさん学ぶことがありました。
オープンイベントで人があふれる店内。一人一人に笑顔で声をかけながらチラシを渡している明子さんの姿がとても印象的でした。
風情あるレンガ造りの町並みを通る海岸線、目の前には巌流島が見える場所にあります。
4月30日まで、写真の通りシンボルマークのネーミングを募集しています。こどものアイデアも大歓迎です。よかったらご応募してみてくださいね。
整体サロン「癒し処 縁 -enishi-」
ブランドマーク、各種アイテム、サイン。
「太陽」「大地」「みどり」がコンセプト。東洋医学が起源とされる整体術と、アロマリラクゼーションを取り入れたサロンのテーマをイメージしています。
「ほけんのハピネス」ブランドマーク
各種アイテム
”みんながハッピーに”がコンセプト。
折り紙から切り取られたクローバーは、幸福な人生を歩んで欲しいという想いと、和やかで親しみやすい企業の個性を表しています。
ほけんのハピネス公式ウェブサイト
スマートフォンやタブレット、PC環境など
多様なデバイス間でイメージを統一するために
レスポンシブデザインを採用しています。
オープン前の早朝。
昨日から寝かせておいた生地がきれいに並び、オーブンに入るのを見送りながらゴソゴソと撮影のセッティングを始めます。
店内は幸せなにおいでいっぱいです。
数分後に奥からこんがりと焼きたてのパンが出てきました。手が伸びそうになるのをグッとこらえて、一番美味しそうな状態を狙います。時間との勝負です。
天気は曇り。
窓から差し込む光を逆光にして撮ります。
撮影部隊は僕一人(部隊ではありませんね笑)。清水の舞台から飛び降りて買ったカメラと、参考書やカメラマンのブログ等で読み漁った知識を頼りに2時間くらいあれこれと試行錯誤しながら撮影しました。
お店の宣伝用の写真ですから、最大限にその良さを切り取らなければなりません。
特に気をつけたのは
①逆光もしくは横からの光で撮る。
(影が出来て立体的に見えます)
②料理が新鮮なうちに撮る
でしょうか。大きなスタジオを持つプロカメラマンとまではいきませんから、なるだけ最小限の設備でやります。そうなると自然に「工夫」しようと頭が働くんですね。
チラシが配布された後日電話で
「売る商品がなくなりました!」
と電話を頂きほっとしましたが、実際にチラシを手に取った人がどんな風に感じて来て頂けたのかはわかりません。
撮影したのは一年以上前になりますが、今だったら今度はこんなイメージでこんな風に撮ってみたいとか考えてしまいます。
写真は本当に奥が深いですね。それが夢中にさせる理由の一つかもしれません。
ネイルアーティスト「Ryoko」氏の
ビジュアルアイデンティティ。
ジェルネイル、ヘアエクステンション、ラインストーンデコレーション等、洗練されたセンスで活動を広げているRILA。磨き抜かれたテクニック・感性から走る思考や手の動きで、艶やかかつ鮮やかな美を与えるクリエイティブなスタイルを表現しています。
こんにちは。
facebookも楽しいけど、なかなか自分の思う事を伝えられない…ホントはこんな事考えて、こんな風にしてみたんだ。とか、いつもこんな事してて好きのものはこれでとか。自分を知ってもらうために、そして最近読んでる本(著:David Airey)にも強く背中を押されて、ブログを書く事にしました。
日々の仕事やごく個人的な事も、時系列に多少のズレはあるかもしれませんがゆっくり紹介していこうと思います。
上の写真はネイリストさんの名刺です。今回はロゴデザイン(アイデンティティデザイン)から依頼をいただきました。
彼女の仕事、個性、ビジョンも含めて理解する事から始まり、ネーミングからビジュアルイメージまで、常に意見を交わしながら制作作業を進めていきます。
実際の仕事を見せてもらいましたが、想像していたよりもずっと手間を要するものでした。
見た事のない道具がたくさん目の前に並び、とても小さなスペースに手際よく繊細な行程が重ねられていきます。初めての事でそれはもう、今から自分の爪がどんなんになるんだろうとドキドキしながら作業を見つめていました。(顧客体験のために人差し指一本に施術)男性の普段の生活からは、なかなか体験できる事ではないですよね。
印刷をかける時は、ビジュアルコンセプトに最適な紙を選びます。名刺に使用したのはヴァンヌーボスノーホワイト。紙そのものはざらっとしたマットな質感ですが、印刷面に薄くグロスを引いたような艶が出ます。
彼女が独立する以前から、結婚式の招待状などの依頼を受けた事がありました。ちょうどフリーになりたての時。その時から僕のデザインを気に入ってくれて、今回も真っ先に相談に来てくれました。こういった経緯で仕事をもらえる事は、すごく幸せな事ですね。
時間とコミュニケーションの密度も含めてじっくり進める事ができたし、最終的に喜んでもらえるものが出来て、本当にうれしく思っています。
福岡の草野球チーム「Humans」チームマークを制作しました。
ほけんの専門市場コンセプト壁画制作
保険が支える日常、人の一生の間に訪れるライフイベントを縦3m、横7mの店内の壁に直接アクリル絵の具で描いています。
関連ブログ/http://www.newtralstudio.com/?p=353
海賊好きのオーナーがこだわってセレクトしたアンティークショップ「MARINFORD」のショップロゴデザイン。
Blog : http://ameblo.jp/marinford/
facebook : https://www.facebook.com/pages/Marin-ford/451979974840852?hc_location=timeline
Original Invitation Card
大切なご友人のために新婦様よりご依頼頂いた
オリジナルの招待状です。
印刷面にグロス加工しています。
占星術hikaru-naviのロゴデザインをはじめ
とする各種アイテムのアートディレクション
プロデュース。
風水学や独自の占星術でマイナスからプラスへの
スパイラルへと変換させる「ホシノヒカル」氏の
世界観がテーマ。自由、解放へと導くイメージを
7色に彩られた鳩で表現しています。
南進貿易株式会社バッテリー事業ウェブサイト
「バッテリーストア.com」ロゴデザインを担当しました。