仕事をきっかけに写真が好きになり、それまで使っていたGR Digital Ⅲ を手放して買ったのがNikonのD7000というカメラ。
10代の時に何かの雑誌で見た若いカメラマン。ハンドグリップでしっかりと固定されたNikonのカメラ片手に、東京の路上に堂々と立つ姿が単純に「カッコイイ」と思った記憶があります。
そうして選んだのが AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED という単焦点のレンズ。単焦点というのは「写ルンです」や「チェキ」、「iPhone」等と同じ感覚で、自分の足で撮影する対象との距離を調整します。僕のカメラに付けると焦点距離は約1.5倍になって90mmですが、この理由はまた今度お話しします。
ズームレンズにどうしても馴染めず、写真家の人の勧めもあって単焦点一本を手にいろんな写真を撮りました。でもやっぱり90mmの焦点距離は狭い場所だとどうしても映せない場面があります。結構たくさん。
そこでまたレンズ探しです。最近まで他社製の中古レンズを使っていましたが、やっぱり純正と色味が合わなかったり、使いづらい点が多かったため、新たに買う事にしました。
商品撮影の次に多かったのが人を撮る場面。仕事柄その道の職人さんと触れ合える機会に恵まれていますが、そうした方達の仕事姿を撮るのが個人的には好きです。
今回もレンズを選ぶ基準は焦点距離。90mmより広く撮れて、なおかつ自然に見えるには、ムムムッ…50mmかなぁ。そして選んだのは AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED というレンズ。またしても単焦点ですね(笑)。
今の僕の仕事にはこの二つで十分なのですが、必要になったらまたその時考える事にします。
写真で大事なのは「何を伝えたいか」だと個人的には思っていますが、それを証明するには、まだまだ腕を磨かなければなりません。デザインと同様好きな事は楽しみながら上手になれたらいいですね。
写真好きの方は僕が熱中した丸林礼一さんのブログを見てみてください。勉強になる事がたくさん書いてあります。欲しいカメラも増えます…
長くなってしまいましたが、今日も最後まで見てくれてありがとうございました。